黒くなる原因は?デリケートゾーンの黒ずみの嘘と本当

黒いのは当たり前?デリケートゾーンが黒い理由

黒ずみは肌のどこにでも出来るものですが、特にデリケートゾーンの黒ずみは色が濃くなる傾向があります。 デリケートゾーンの黒ずみの原因は、メラニン色素という紫外線から身体を守ってくれる色素です。 人の防御機能でもあるメラニン色素は、肌に傷ができたり、長期間圧迫されるなど、強い刺激が加わっても作られる事があります。 デリケートゾーンもこのメラニン色素が黒ずみの原因になっていますが、日焼けとは違いデリケートゾーンの黒さはかんたんには取れません。

乾燥が原因の場合もあります

もうひとつの原因は、摩擦です。うるおいが不足している場合など、動いたり歩いたりしたとき、ナプキンとの摩擦で乾燥した皮膚がこすれてかぶれてしまうのです。

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デリケートゾーンが黒くなるのは、主に3つの理由があります。

    • 加齢による色素沈着
    • 下着の締め付けによる血流の悪化
    • 体質

この3つ以外にも原因はありますが、基本的には加齢と体質が大きく影響します。 その為、デリケートゾーンの黒ずみは、予防することがとても難しく、ある程度の年齢に達すると黒さが目立つ人が多いものです。

デリケートゾーンの黒ずみが取れにくい理由

デリケートゾーンの黒ずみを起こすメラニン色素は、皮膚の代謝によって外に排出されます。 日焼け後に皮がぼろぼろと取れて、黒い肌がもとに戻るのは、代謝によって新しい皮膚ができ、メラニン色素毎押し出しているからです。

デリケートゾーンも代謝によって皮膚の生まれ変わりは起きているのですが、残念ながらうまくメラニン色素が出てきません。 さらに、下着の締め付けや座る事によって下半身の血行が悪くなるため、代謝も落ちてしまいます。

他にも要因はあり、色々な要因が重なることでデリケートゾーンのメラニン色素が排出されにくくなるため、段々と色が黒くなっていきます。 これは色素沈着と言われる現象で、身体の一部にメラニン色素が残ってしまう状態を指しますが、デリケートゾーンでは特に起きやすいのです。

デリケートゾーンで作られたメラニン色素は、段々と蓄積されていくので、黒ずみが濃くなっていきます。 ある程度の濃さになってしまうと、何らかのアプローチをしないと取ることは難しくなります。 一定以上の黒さにはならないのですが、それでも一時にしてしまうとずっと気になるくらいの黒さにはなるので、精神的なストレスになる人も居るほどです。

デリケートゾーンの黒ずみを取る方法は2つ

デリケートゾーンの黒ずみを取る方法は2つありますが、効果の出方には大きな差があります。

市販品を使う方法

市販されている美白化粧品や医薬品を使う方法です。 美白化粧品の中には、肌の生まれ変わりを促進するトレチノインやハイドロキノンを配合したものがあります。 また、市販薬にはシミ消し用のクリームや、ヨクイニンのような美白効果のある漢方薬が販売されているので、これらを使うとデリケートゾーンの黒ずみに効果があります。

価格は1000円程度からありますが、大容量のもののほうがコストパフォーマンスが良好です。 市販品は配合されている美白成分の量に規制があるので、数ヶ月の間は続ける必要があります。 効果は出る時とでない時があり、体質などにも左右されるので必ずしもデリケートゾーンの黒ずみを解消させるとはいえません。 ただし、効果が全くないわけではないので、試してみる価値は十分にあります。

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医療機関での治療

美容クリニック、または美容皮膚科と言われる医療機関では、デリケートゾーンの黒ずみを取る「治療」が行われています。 医療機関は専門医による診断と、デリケートゾーンの黒ずみへの対処方法の決定、治療中のトラブルに対するケアがセットになっているのが特長です。

ただ、美容を扱う医療機関は通常の病院とは違い、基本的に健康保険が使えません。 デリケートゾーンの黒ずみは病気ではないので保険適用がなく、全額自己負担になります。

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医療機関での治療は、出るケートゾーンの黒ずみをきれいに取ってくれます。 医師が行なう医療なので、効果が出ない事はまれです。 黒ずみがきれいに取れるほか、短期間できれいになるのが最大の特長ですが、費用が高くなるという欠点もあります。

費用は治療方法によっても変わりますが、現在は医薬品のクリームでデリケートゾーンの黒ずみを取る方法が主流で、この方法は毎月5,000円程度から始められます。

レーザー照射による治療もありますが、これは1回あたり数万円の費用が掛かるので、方法としては高額になりやすいものです。 また、レーザー照射後のケアも必要なので、医師との相談を十分に行って選択する必要があります。

デリケートゾーンの黒ずみは、適切な方法で取れます。 あまり気にするものではないのですが、どうしても気になるのであれば、経済的な余裕がある範囲で治療法を選択してください。